2009年06月05日

マキのせいなのか?

窯掃除も終わり、早速、火曜ぐらいからモノ作り開始しました。

同僚が一人辞めたため、古株の私が、共同期間中も工房に残ることになりました。
共同は、まき切ったり、土作ったり、大変なんですが、出なくなると、外から時折聞こえてくる皆の笑い声に、寂しさを感じたり。
でも、モノ作りに没頭できるチャンスなんで、頑張ってガンガン器作っていきたいと思ってます。

そういえば。

窯掃除して思い出した。

私は、登り窯なら、薪の灰なんかが釉化して、棚棒や壁や棚板がドロドロになるのが当たり前だと思っていました。
例えば。
マキのせいなのか?
はい。コレ棚棒です。
すごいドロドロテカテカですよね?
でも、先輩の話によると、内地の窯はこんなになってないと。
私、ちょこちょこ内地の登り窯を回ってみたことあるんですが、どんなだったか記憶にないんですよ。(汗)
修行始める前、始めた当初だったので、目の付け所が弱かったのでしょう…。(って言い訳 汗)

んで、先輩の話によると。
このドロドロは、薪のせいではないかと。
うちらの使ってる薪は、ほぼ南洋材
南洋材(ラワンとかアピトンとかメラピーとか)は、伐採されたら、海に沈めて(浮かべて?)保管(保存?)しておくそうです。
↓は、証拠である薪の写真。
マキのせいなのか?
はい。フジツボびっしり…。
たっぷり含んだ塩分が、釉化して、ドロドロの原因となってるという話です。
なるほど。信憑性を感じる話だ。
いわゆる、自然塩釉…。




Posted by アキヨシ at 02:34│Comments(0)
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